ストーリーを売る(入居者ニーズに合った物件力)
賃貸住宅経営セミナー【No.35】

今すぐ始められる空き室対策【詳細編⑮】

物語(ストーリー)をイメージさせる情報

 ご自身の物件がBIG3のサイトにスマホ対応で掲載されている、というポイントに加えて、それらの情報が「どのように紹介されているか」も反応率に影響を与えます。「間取り図」だけで「写真」がない、というのは論外です。もちろん「間取り図」も大切です。しかし、人を惹きつけるのは「写真」です。イメージしやすい「視覚情報」が人の心を動かします。

 

 部屋の中が広角レンズで広く明るく撮られていますか?掲載されている情報は古くないですか?せっかく間取りや設備を新しくしていても、その情報が伝わらなければ意味がありません。しっかり確認しましょう。

 

 では、物件の「どこを撮った写真が効果的か?」という問題もあります。これについても「心理学」を応用して考えてみます。

 

 たとえば、みなさんが車を買い替えるためにディーラーに行ったとします。いろいろな車が展示されています。目移りしていると、営業担当者が近寄ってきて、ある車の説明を始めました。そのとき、つぎのA とB、2 つの言葉では、どちらが心に刺さりますか?

 

A : こちらは、最新機能を備え、安全性と耐久性にとても優れた車です。

 

B : こちらは、万一のときは自動で止まり、長くご家族の命を守ってくれる車です。

 

 

 どちらも同じ車の説明です。ただ、A は抽象的な説明です。一方、B も詳しく説明しているわけではありません。もしかすると A よりも抽象的かもしれません。しかし、物語(ストーリー)を語っています。

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心の中にストーリーを描かせる仕掛け

 「人はモノを買うのではなく、ストーリーを買う」といわれます。性能や機能を買うので はなく、その結果を買うのです。それを買うと自分の生活がどう変わるかをイメージします。ワクワクするストーリーを描けたとき、人は動きます。これが広報における「付加価値の創 出」です。

 

 「部屋探し」でも同じです。部屋を探している人は、自分がその部屋で「生活している姿」を無意識にイメージしながら選びます。「部屋」を探しているのではなく、「新しい生活」を探しているのです。だから、そのストーリーを鮮明に描ける「仕掛け」が必要です。

 

 その「仕掛け」になる場所とは、もちろん「リビング」「キッチン」です。リビングから見える窓越しの風景など「新しい生活」をイメージできる写真が最高です。楽しく料理をしている自分が描ける写真が人を惹きつけます。そんな写真をサイトに掲載します。外観の写真だけでは人は集まりません。

 

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賃貸経営しているアパートやマンションが老朽化し、入居者を集められないまま空き室が増え、その空き室期間も長期化し、不安をかかえている大家さんは少なくありません。今、本当に困っている賃貸住宅経営者を対象に、この3年間、私が行ってきたセミナーの内容をご紹介していきますので、是非参考にしてください。

 

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