ご自身の物件がBIG3のサイトにスマホ対応で掲載されている、というポイントに加えて、それらの情報が「どのように紹介されているか」も反応率に影響を与えます。「間取り図」だけで「写真」がない、というのは論外です。もちろん「間取り図」も大切です。しかし、人を惹きつけるのは「写真」です。イメージしやすい「視覚情報」が人の心を動かします。
部屋の中が広角レンズで広く明るく撮られていますか?掲載されている情報は古くないですか?せっかく間取りや設備を新しくしていても、その情報が伝わらなければ意味がありません。しっかり確認しましょう。
では、物件の「どこを撮った写真が効果的か?」という問題もあります。これについても「心理学」を応用して考えてみます。
たとえば、みなさんが車を買い替えるためにディーラーに行ったとします。いろいろな車が展示されています。目移りしていると、営業担当者が近寄ってきて、ある車の説明を始めました。そのとき、つぎのA とB、2 つの言葉では、どちらが心に刺さりますか?
A : こちらは、最新機能を備え、安全性と耐久性にとても優れた車です。
B : こちらは、万一のときは自動で止まり、長くご家族の命を守ってくれる車です。
どちらも同じ車の説明です。ただ、A は抽象的な説明です。一方、B も詳しく説明しているわけではありません。もしかすると A よりも抽象的かもしれません。しかし、物語(ストーリー)を語っています。