地震や台風による災害が毎年日本のどこかで起こり、報道されています。そんなとき私たちの日常生活を脅かすのが「停電」です。
当たり前のことですが、電気がなければ普段通りの生活ができません。現代の生活は、朝起きてから夜寝るときまで、いや、寝ている間でさえ電気に頼っています。世の中、特に日本人には、電気が使えなくなる不安が様々な災害報道によって受け付けられています。
有名な話ですが、東日本大震災のとき、原発事故によって電気が使えない時期が長く続きましたが、そんな状況でも暗闇の中で煌々と灯りをともしている家が数件ありました。それは、太陽光発電システムと蓄電池システムを備えた家でした。
知人や友人に連絡をとるにも、情報を集めるにも、現代では電気を必要とします。携帯電話やスマートフォンを充電するために、たくさんの人たちが電気を求め、その灯りを頼って集まったといわれています。
おそらく、そのような被害に遭った人だけでなく、そのような災害のニュースを共有している私たち日本人の中に、いつ自分の身にふりかかるか?不安をかかえている人は少なくありません。
その不安の最たるものが電気です。これから住む家に、そんな電気をつくる設備があり、災害に対する不安を解消できる、となれば、それは近隣物件と大きく差別化できます。
もちろん、そのためのコストはかかりますが、国や都道府県の助成金や補助金がないか?確認してみましょう。
太陽光発電システムや蓄電池システムほど大きな設備ではなくても、太陽光発電と蓄電池がセットになったポータブルタイプを1台20万円程度で購入し、備えておくだけでも十分に差別化は図れます。
←prev.【No.18】近隣物件との差別化(物件力を上げる空き室対策)
next→【No.20】友達に自慢できる部屋(物件力を上げる空き室対策)