日本人は「新築」が好きです。マイホームを買うときだけでなく、賃貸のアパートやマンションを探すときも、できるだけ新しい物件を求める傾向にあります。
だから、日々新しい賃貸住宅が建てられています。その一方で、古くなった賃貸住宅には借り手がつかず、空き室が目立つようになります。
大家さんとしては、できるだけ「空き室期間」をなくしたいので家賃を下げます。管理会社もそれを勧めます。
しかし、家賃を下げると、一般的に入居者の質が下がり、物件がスラム化してしまい、ますます入居者が集まらなくなります。
これがいわゆる「負のスパイラル」です。
賃貸住宅経営で一番大切なのは、入居者が住みたいと思う間取り、設備が整った部屋にすること、すなわち「物件力」を上げることです。
しかし、間取りの変更や設備投資に莫大なコストをかけてしまうと、それを回収できずに経営を悪化させてしまうリスクも大きくなってしまいます。
いかにコストをかけないで「物件力」を上げるか?そしてその物件をどのように周知し、経営をプラスに転換させていくか?
今、本当に困っている大家さんを対象に、私がこの3年間セミナーでお伝えしてきた内容を、この記事のシリーズでご紹介していきます!
是非、参考にしてください。
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