経管要件の確認書類(経管の要件)
建設業許可をわかりやすく解説! 【No.57】

経管の「常勤性」と「地位・経験」を証明する

建設業許可【詳細編】建設業許可の基礎知識(5)

 経管要件の確認資料に関しては、申請する行政庁によってかなり違いがありますが、基本的にはつぎのような資料になります。

 

【1】常勤性を確認する資料

 

 許可を取る会社に常勤しているか?の確認は「保険証」の写しを提出します。もし会社を複数経営している場合は、許可を取る会社で保険に加入し、その他の会社では別の代表を立てて、ご自身は非常勤役員にならなくてはなりません。

 

 後期高齢者の場合は「住民税特別徴収税額決定通知書」の写し、出向者の場合は「出向協定書及び辞令」の写しを添付します。

 

【2】地位・経験を確認する資料

 

 建設業許可のある法人等で役員等をしていた場合は、その許可番号を提示し履歴事項全部証明書等を添付します。役員ではなく、部長等補助者としての地位の場合は、「被保険者記録照会回答票」でその許可法人で勤務していたことを証明した上で、「組織表」「職務分掌表」「辞令」などをつけてその地位にあったことを証明するのが一般的です。

 

建設業許可のない法人等での地位・経験は「請負契約書」または「注文書・請書」に通帳の入金記録の写しを提出します。東京都の場合は、該当する通帳を持っていき提示する必要があります。

 

個人事業主での地位・経験は、税務署受付印のある「確定申告書」で確認します。近年では電子申告で確定申告をすることが多いので、受付印の代わりに「受信通知(メール詳細)」をつけます。

 

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建設業許可を取るときは、許可の種類や業種、要件など最新の「建設業法」に従って申請する必要があります。

 

また、申請時に提出する添付資料は、都道府県ごとに違うものが多いので、申請前にしっかり確認しておかなければ、せっかく申請に行っても、補正をして後日再提出することになります。納税証明書や残高証明書など、証明書類には有効期限があるので、何度も再提出をしていると、そのうち期限が過ぎて再度取り直すことになってしまいます。

 

建設業許可」について何か疑問に思う事やご相談などございましたら、お気軽に下記「お問合せフォーム」でご連絡ください!

 

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