防水工事業とは?(建設業許可の業種)
建設業許可をわかりやすく解説! 【No.41】

「防水工事」を請け負う「防水工事業」

防水工事の具体例と工事区分について解説

 建設業許可の27種類の専門工事のうちの「防水工事」を請け負う業種を「防水工事業」といいます。「防水工事」とは、「アスファルト、モルタル、シーリング材等によって防水を行う工事」とされています。

 

 「防水工事」の目的は、建物の屋上や屋根、ベランダ、バルコニーなど雨にさらされる場所を水から守り、雨漏りなどを防ぐことです。水が建物の中に入ると、建物自体の耐久性が低下し、シミなど見た目も悪くなります。また、水の浸入でカビが発生し、健康にも悪影響を及ぼすので、定期的に「防水工事」を行う必要があります。

 

 「防水工事」はコンクリートの建物に施工することが多く、アスファルトやモルタル、シーリング材などさまざまな材料があり、工法もさまざまです。私たちに最も身近なものは、ベランダのツルツルした仕上りだと思いますが、施工するときは、建物の現状や、周辺環境、工事日程など、条件に合わせて適切な工法を選ぶ必要があります。

 

 以下に、「防水工事」の工事例と工事区分をまとめます。

 

■工事例

アスファルト防水工事、モルタル防水工事、シーリング工事、塗膜防水工事、シート防水工事、注入防水工事

 

■工事区分の考え方

① 『防水工事』に含まれるものは、いわゆる建築系の防水工事のみであり、トンネル防水工事等の土木系の防水工事は『防水工事』ではなく『とび・土工・コンクリート工事』に該当する。

② 防水モルタルを用いた防水工事は左官工事業、防水工事業どちらの業種の許可でも施工可能である。

 

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建設業許可を取るときは、許可の種類や業種、要件など最新の「建設業法」に従って申請する必要があります。

 

また、申請時に提出する添付資料は、都道府県ごとに違うものが多いので、申請前にしっかり確認しておかなければ、せっかく申請に行っても、補正をして後日再提出することになります。納税証明書や残高証明書など、証明書類には有効期限があるので、何度も再提出をしていると、そのうち期限が過ぎて再度取り直すことになってしまいます。

 

建設業許可」について何か疑問に思う事やご相談などございましたら、お気軽に下記「お問合せフォーム」でご連絡ください!

 

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