屋根工事業とは?(建設業許可の業種)
建設業許可をわかりやすく解説! 【No.30】

「屋根工事」を請け負う「屋根工事業」

建設業許可【詳細編】屋根工事の具体例と工事区分について解説

 建設業許可の27種類の専門工事のうちの「屋根工事」を請け負う業種を「屋根工事業」といいます。「屋根工事」とは、「瓦、スレート、金属薄板等により屋根をふく工事」とされています。

 

 雨や風、気温の変化の影響から建物を守る屋根をつくる工事で、「ふき替え」「カバー工法」「屋根塗装」「部分補修」があります。

 

 「ふき替え」は古い屋根材を撤去して、新しい屋根材に張り替える工事で、「カバー工法」は、古い屋根材を撤去しないで、その上から新しい屋根材でカバーする工事です。

 

 太陽光パネルの設置工事も「屋根工事」になりますが、これは「電気工事」との区分がポイントになります。

 

以下に、「屋根工事」の工事例と工事区分をまとめます。

 

■工事例

屋根ふき工事、屋根一体型の太陽光パネル設置工事

 

■工事区分の考え方

① 「瓦」、「スレート」及び「金属薄板」については、屋根をふく材料の別を示したものにすぎず、また、これら以外の材料による屋根ふき工事も多いことから、これらを包括して「屋根ふき工事」とする。したがって板金屋根工事も『板金工事』ではなく『屋根工事』に該当する。

② 屋根断熱工事は、断熱処理を施した材料により屋根をふく工事であり「屋根ふき工事」の一類型である。

③ 屋根一体型の太陽光パネル設置工事は『屋根工事』に該当する。太陽光発電設備の設置工事は『電気工事』に該当し、太陽光パネルを屋根に設置する場合は、屋根等の止水処理を行う工事が含まれる。

 

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建設業許可を取るときは、許可の種類や業種、要件など最新の「建設業法」に従って申請する必要があります。

 

また、申請時に提出する添付資料は、都道府県ごとに違うものが多いので、申請前にしっかり確認しておかなければ、せっかく申請に行っても、補正をして後日再提出することになります。納税証明書や残高証明書など、証明書類には有効期限があるので、何度も再提出をしていると、そのうち期限が過ぎて再度取り直すことになってしまいます。

 

建設業許可」について何か疑問に思う事やご相談などございましたら、お気軽に下記「お問合せフォーム」でご連絡ください!

 

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