建設業許可業者は、令和6年3月末時点で全国に約48万3,700業者。前年度から約4,300業者(+0.9%)増加しており、2年連続の増加傾向です。
ただ、これらすべての業者が税込500万円以上の工事を請け負っているわけではなく、軽微な工事しかしていない業者も多く含まれています。
●軽微な工事しかしていない業者が、建設業許可を取得している理由
・元請業者から「許可を取ってほしい」と言われた
・リフォーム工事の発注条件に「許可業者であること」が含まれていた
・金融機関からの融資条件に「建設業許可取得」が求められた
・自社の信頼性を高めたい、という営業戦略
最近では、測量会社や地盤調査会社など、建設工事そのものを行わない業種からも「元請から許可取得を求められた」という相談が増えています。
●建設業許可取得が広がっている背景
・元請業者がリスク管理の一環として、下請業者に許可取得を求める傾向にある
・発注者が「許可業者なら安心」と考え、選定基準にしているケースがある
・融資や補助金申請の際に、許可の有無が信用判断に影響するケースがある
・許可業者であることが、営業上の優位性につながるという認識が広まっている
●まとめ
・建設業許可は、工事金額だけでなく「信頼」「取引条件」「資金調達」にも関係する
・軽微な工事しかしていなくても、許可取得のメリットは大きい
・個別の事情や業界全体の流れから、建設業許可を取得する事業者が増えている
【建設業許可クイズ】の正解:B