利益を「創業の目的」にしてはいけない理由
会社経営のヒント【No.82】

「経営者はコドク」と思ったら読むコラム

「創業の動機」について考える

 日本政策金融公庫の創業計画書の最初では「創業の動機」の記載欄があり、「創業されるのは、どのような目的、動機からですか。」と問われます。この創業計画書を作成するお手伝いをする際、多くの創業者様が「お金儲け、ではダメですか?」とおっしゃいます。

 

 「お金儲け」ではダメです。利益の追求が動機だったり、目的になっている企業は長続きしません。これは「きれいごと」ではなく事実です。

 

 企業は社会に求められなければ存続することはできません。利益だけを追い求めている人や企業は、社会に求められません。たとえば、あなたの周りに自分の都合のいいときだけ近づいてくる人はいませんか?自分の利益のためだけに動いている人をあなたは信用できますか?

 

 企業も同じです。企業は世の中のために存在するのです。言い方を変えると、世の中に求められる企業だけが生き残るのです。だから、創業する「動機」や「目的」は、「利益」の先になければなりません。利益は、企業を存続させる「手段」や「条件」であるべきなのです。

 

 あなたが起業することで「世の中の人たち」は豊かになれるのでしょうか?あなたの事業は「社会」にどのような貢献をすることができるのでしょうか?それは「あなた」ではなければできない事なのでしょうか?

 

 あなたが動くことで何が起こるのか?一度、ストーリーを描いてみましょう!

 

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no.82

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会社を含めた組織を運営・経営していると、予期しない様々な壁にぶつかり、どちらに進むべきか?どのように対処するべきか?という判断に迫られることが多いものです。

 

私自身も行政書士事務所を運営し、会社経営・マーケティングを学びながら、多くの経営者様の経営サポートをさせていただいております。

 

そのような経験やその中で考えたことをご紹介することで、少しでも組織経営のヒントをご提供できれば、と思いこの記事を書いております。

 

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