「チラシ」をつくる
会社経営のヒント【No.30】

チラシは「キャッチ」が7割

「経営者はコドク」と思ったら読むコラム

 私は塾業界時代から、チラシは外注ではなく自分自身で作成してきました。現在でもそうですが、今ほどパソコンが普及していなかったときでも、手書きの原稿を印刷業者に持ち込んで完全オリジナルのチラシを作ってきました。

 

 自分で作成する最大のメリットは、微調整や修正が簡単にできることです。「これで完璧!」と思ったチラシでも、使っているうちに変えたいところが必ず出てきます。その変更を、業者任せだとそれを説明し、レイアウトを確認し…など時間がかかってしまいますが、データが自分のところにあると簡単に作り直すことができます。

 

 これまで反応率を見ながら試行錯誤してきたので、ある程度作成のコツはつかんでいるつもりですが、やはりこれも「正解」は一つではありません。業種や地域、事業規模などで異なります。

 

 ただひとつ言えるのは、「キャッチ」の大切さです。「キャッチ」の力強さで反応率は大きく変わります。読んでもらえないチラシはただの紙くずですので、効果的な「キャッチの写真」や「キャッチコピー」の部分が決まれば、チラシ作成作業の70%が終わったと言えるでしょう。

 

 そのチラシをA4サイズで三つ折りにしてDMとして送るのであれば、その「キャッチ」の部分をチラシの上部3分の1におさめて、透明の封筒でその部分が見えるように封入します。

 

 チラシ作成も「キャッチコピー」と同様に、業者に頼むのもありですが、自分で試行錯誤しながらつくることで、より「お客様の視点」に近づくのでは?と考えています。

 

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私自身も行政書士事務所を運営し、会社経営・マーケティングを学びながら、多くの経営者様の経営サポートをさせていただいております。

 

そのような経験やその中で考えたことをご紹介することで、少しでも組織経営のヒントをご提供できれば、と思いこの記事を書いております。

 

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