「三位一体脳モデル」を営業に活かす
会社経営のヒント【No.18】

ロープレよりも大切なこと

「経営者はコドク」と思ったら読むコラム

 人間は初対面の人の第一印象を5秒で決めています。それは、目の前の生物が危険か?安全か?を素早く判断しなければ生き残れなかった爬虫類の頃の脳が、人間の脳の一番奥(脳幹)にあるからだと言われています。

 

 そして、そのすぐ外側には、哺乳類の頃の脳(大脳辺縁系)があり、そこで好き・嫌いを決めていて、理性で判断するのは、その外側の人間脳(大脳新皮質)です。だから、好き・嫌いは理屈の外側にあるのです。

 

 だから、いくらいい商品、いいサービスを提供しようと、営業に行ってうまく説明したところで、「この人は怪しい」とか「この人は生理的に受け付けない」と思われてしまうと、売れるモノも売れません。

 

 営業マンがよく「商品ではなく自分を売れ」と言われるのは、そういうことなのです。 お客様に対して、「安全」だと思われ、「好き」になってもらわなければ、いくらいい商品、いいサービスでも売れません。

 

 そう考えると、より「安全」だと思わせる工夫、より「好き」だと感じてもらえるアプローチを考え、それを試すPDCAを回すことが、ロープレでトークを磨く以上に大切なのではないでしょうか?

 

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私自身も行政書士事務所を運営し、会社経営・マーケティングを学びながら、多くの経営者様の経営サポートをさせていただいております。

 

そのような経験やその中で考えたことをご紹介することで、少しでも組織経営のヒントをご提供できれば、と思いこの記事を書いております。

 

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