創業融資でいくらまで借りられるのか?
会社経営のヒント【No.11】

融資額は自己資金額だけで決まるわけではない!?

「経営者はコドク」と思ったら読むコラム

 これから開業をする方にとって、参入する市場の状況はもちろん気になると思いますが、それよりも資金についての不安が大きいのではないでしょうか?特に創業融資でいくら借りられるのか?というのはもっとも関心のある話題かと思います。

 

 創業時の融資額については様々なことが言われており、「自己資金の10倍までは借りられる」という人もいれば、「いや、自己資金の5倍借りられればいい方で、基本的には3倍くらいまで」という人もいます。しかし、私が開業する方や事業承継した方の融資のお手伝いをしている感覚からすると、必ずしも自己資金の額だけで決まるわけではなさそうです。

 

 たとえば、もしあなたが誰かにお金を貸すとして、貸す相手が1万円しか現金を持っていないとします。その場合、あなたはいくらまで貸しますか?10倍の10万円ですか?それとも5万円?3万円?という話と同じで、あなたが気になるのは、おそらく自己資金の額ではなく、「貸したお金が返ってくるのか?」というところではないでしょうか?

 

 同じ自己資金1万円の人でも、貸したお金が生活費で消えてしまうようだったら1円も貸したくありませんが、その1万円を資金にしてお金を増やせそうな人であれば、投資する気持ちになるかもしれません。さらに、どのようにして増やすか?の計画を明確にしてくれれば、投資額も多くなるでしょう。

 

 創業時の融資額についても、それと同じで、やはり借り手の「信用」によって変わります。自己資金の額もその「信用」の1つですが、それだけではありません。次回からそのあたりについてくわしくお話していきます。

 

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会社を含めた組織を運営・経営していると、予期しない様々な壁にぶつかり、どちらに進むべきか?どのように対処するべきか?という判断に迫られることが多いものです。

 

私自身も行政書士事務所を運営し、会社経営・マーケティングを学びながら、多くの経営者様の経営サポートをさせていただいております。

 

そのような経験やその中で考えたことをご紹介することで、少しでも組織経営のヒントをご提供できれば、と思いこの記事を書いております。

 

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